2011年5月3日火曜日

クライミングシューズのソールの張り替え

ちなみにこのポンタスは過去に一度ハーフソールとランドの
修復をしたもので、また穴が開いてきました。

クライミングシューズのリソールは通常は2回までで可能だそうで
次は買い替えを推奨されます。
なのでどうせ捨ててもいいや的に自分でハーフソールとランドを
修理してみました。
ランドテープは安いけど、ハーフソールはそこそこの値段がします。
失敗してもいいかな?って思ったけど、やっぱりちゃんとやりたいですが、
修理部分が広範囲に広がっているため、素人にはできるか心配です。
まずヘアドライヤーで温めながらソールを剥がしていきます。
ちゃんと温めれば意外と簡単です(ちょっと力が要るけど)
調子乗ってガンガンひん剥いていったらミッドソール部分が
剥がれてしまいました。
素人なんでこれでもいいかな~ってかなり適当です。
以前のランド修復部分よりさらに外側で穴が開いたので、さらに大きく
ランド部分を剥がしました。
こんな広範囲でつま先の丸まった所を一枚のランドテープでカバーするのは
プロの修理屋さんしかできないような気がするので、
自分は二つのテープに分けて接着することにしました。
まずは両方の接着部分に付属の接着剤を湿布して
約10分放置して乾かします。
 コンタクトセメント接着剤なので、その後ランド部分をあらゆる角度から
強くプレスして接着させます。
丸一日放置したほうがいいのですが、この時点で
「型がきれいに切れてないし、きっとダメだろう」
的な失敗ムードが漂っていたため、わずか2~3時間後に
ソールを貼りつけてしまいました。
貼りつけるソールは少し大きめにカットして、接着させた後に
またプレスしますがプレスする機械をあまり持ってないので
ダクトテープでぐるぐる巻きにして、今度はこれで一晩寝かせました。
 翌日テープを剥がしてみると、まずまずの出来です。
すこし大きめにソールをカットしたつもりなのにピッタリのところも
あります。
ソール部分です。つなぎ目はご覧のとおり かなりの段差があります。
当然ながら他のランドとソールのつなぎ目なども段差があるので、
やすりでソールを削り落としていきます。
自分はベルトサンダーでほんの数分で削り落としました。
こんな感じに境目が滑らかになりました(写真ではぼこぼこしてますが)
 一番大事な内側のランド部分とソール部分の接合部分です。
ランドテープは小さいし、ソールも足りてないし、これは大失敗でした。
しょうがないのでいつものステルスペイントを塗りたくって、
つなぎ目をパテ埋めのように埋めていきました。

他の部分もすべてステルスペイントで隙間を埋めたので、
目立った段差はありませんが、いかにも素人の修理したシューズに
なってしまい、ちょっと恥ずかしいです。
なので過去に何度か修理した自分でも範囲の広い修理を必要とする場合は
迷わず専門の業者に依頼したほうがいいかもしれません。

修理2回目で、これがシューズの寿命まで来たものを自己責任で
修理する分には、いい練習ができたと思うことにしてます。

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