2014年9月9日火曜日

アクアシールでクライミングシューズのリペア

現在指関節が痛いのでリハビリ中です。
登らない日はやっぱり道具メンテに限るです!
まだまだヘタクソなんで壁をスキッドしまくりでこんなふうに
つま先付近に穴を開けてしまいました。
まだソールを張り替えるには早いのつま先だけが穴が開いて
かといってそのまま放置したらどんどん酷いことになるし・・・。
さらに
こっちのシューズは過去に自分でリソールしたもので、
つなぎ目部分になんか割れ目が見えてきて、
このまま履いてるといつかソールがはがれてしまいそうです。
今まではファイブテンのリソールキットに付属していた
ボンドを流し込んで補修していたのですが、
ゴムとゴムの接着には良いのですが、穴を塞ぐとか割れ目を埋めるのには
あまり適してないようです。
リソールキット付属のボンドはコンタクトセメント系で
まずはボンドを接着面に付けて完全に乾かしてから、圧迫して
接着します。
穴や割れ目の場合はその場所に流し込むかたちになるので、
このアクアシールのほうが適しているようです。
もともとはウェットスーツ等のネオプレーン素材の補修用なんですが、
クライミングシューズの補修にもかなり使えます。
実際ファイブテンのリペアキットの取説にもアクアシールを補助的に
使うように薦めています。
完全に乾けば強度的にもかなり信頼できますし、その部分がもし
剥がれたらまたそこに流し込むだけです。
アクアシールは透明なジェルなんですが、黒いゴムに溶け込んで
そのうち見てくれも良くなります。

アクアシールはマリン関係では特によく使われているものなんで
ボート修理や釣具屋さんのウェーダー修理などの場所で探すと
簡単に見つかるかもしれません。

ただとても良くシールドできる優れたものなので、使い終わった際は
チューブはしっかりと蓋を閉めて保存したほうがいいです。
それもキャップとチューブの間になるべく空気に触れないように
真空状態で蓋をしたほうが良いです。
でないと次回使う際にチューブと蓋の僅かな隙間もシールドしてしまうほど
それはそれは優れたシールド材なんで。

2014年9月1日月曜日

クライミング 指関節の痛み 心のケア

約3年ほどクライミングから遠ざかっていて、
再開した今年の初めは 全てがリセットされてしまいました。
以前登れたグレードとかなかなか登れなくて
すぐに息があがるし腕はパンパンになるしで、
最近ようやく登ってて面白く感じるようになりました。

そうなると問題なのが、
「これもやりたい」
「あれもこの後やろう」
「最後にこいつも」
「明日も来よう」
みたくペースも何も考えずに登りまくってしまい、
挙げ句の果てには さほど上達してないのに
指関節の強烈な痛みが慢性化して苦しい毎日を
送ることになります。
以前登ってた時もそうだったけど、クライマーがいつも抱える
主な障害は筋肉や関節の痛みだと思います。
特に多いのが指関節じゃないでしょうか。

最近思うのがオッサンになると何もしなくても体が硬くなるということ。
若い頃は準備運動も何もせずいろんなスポーツをこなしていても
結構平気だったりするけど、年を取るにつれ準備運動の重要さを
感じるようになりました。

当たり前なんですが、ジムで登る時も全身の筋肉や関節を十分に
解してから登るようにしてます。
準備運動には可能な限り時間をかけるほうがいいようですね。
さらに言うなら、ストレッチを行う前に軽くジョギングなんかで
体を温めてからのほうがさらに効果的かもしれませんね。

でもいつもの僕のパターンは、
いちおう軽くストレッチングを行います。
腕を伸ばしながらキョロキョロと人口壁を眺めます。
そして、
「あっ、新しいルートだ!」
と真新しいテープが貼られたルートを発見して、
ストレッチングを適当に済ませて すぐに登りだすという始末。

ダメですね、こんなんじゃあ。


歳を取ってくると確実に体の回復は遅くなります。
なので十分な時間をクライミングの前後にかけるべきです。
まずはストレッチイング。
当たり前ですが、指の可動部にも一本一本丁寧にストレッチさせます。
これに関してはクライミングの際だけでなく、普段でも
電車に乗ってる時やテレビを観ている時でもストレッチングを
行うのが良いと整体師兼クライマーの知り合いが
言ってました。
その知り合い整体師曰く、
本来なら自分とこの診療所に来診に来てもらったほうが、
金儲けも出来るしw(おいおい!)確実に効果的な治療法を
見つけることが出来るけど、
自分自身でも指の慢性的な痛みを解消する方法はある。

そうです。

答えは超シンプルなんですが、
登らない。
だそうです。

慢性的な指関節の痛みを伴った場合は、まずは関節のリセットから
始めるので、痛みの程度にもよるのですが深刻な場合は
約6週間ほど登らないのが良いそうです。
って6週間は無理ですよね。
レストの期間の目安は日常生活において指の痛みを全く感じなければ、
良いそうな・・・。

自分の場合、ちょっと深刻な感じがします。
パソコンのキー叩いても少し痛い時があるんで・・・。

本気で治そうかな・・・
頑張って4週間くらいかな?
本気で治すならそれくらいの期間は登らないほうが良いそうです。

ただいま僕は1週間レスト中です(そんだけかよ!)
頑張って2週間はジムに行かないように努力してます。
出来れば3週間を目指してますけど無理だろうな・・・。

とにかく指関節の痛みが完全に取れたら、ここから重要で、
登る時は十分なストレッチング。
そして登った後はアイシングとマッサージ。
当たり前なんですね。

でももっと重要なのが、自分でヤバいなと感じたらすぐに
登るのを中断するだそうです。
たとえジムに来てまだ一本しか登ってなくても止めるべきだそうです。
そして無理をした日は次回来るまでに確実に回復してからと
心に決める・・・です。

よく指が痛い時は難しい課題はやらずにとかカチ持ちを避けるとか
そんなアドバイスがありますが、
やっぱり一番効果的なのはクライミングそのものから一旦離れるのが
最良の道かもしれません。

なんかここで長々と書き綴ってますが、別にアドバイスって訳じゃなく
むしろ意思の弱い自分に対しての誓いみたいなもんです。

ただいまレスト1週間。
指の痛み 結構あります。